股関節が引っかかるのはなぜ?股関節インピンジメントの原因とケア
「しゃがむと、股関節の前がつまる感じがする…」
「あぐらをかくと、脚の付け根がピキッと痛む…」
「動かすたびに、引っかかるような違和感…」
こんなお悩み、ありませんか?
「どこに相談すればいいんだろう?」
「整形外科?整体?それとも様子見?」
股関節の違和感は、
痛みがはっきりしないぶん、
迷ってしまいやすい不調です。
股関節の引っかかりには、
「股関節インピンジメント」が
関わっていることがあります。
股関節を曲げたときに、
骨と骨がぶつかって起こる状態です。
靴下をはく
車に乗り込む
床から立ち上がる
毎日の動作で起こるからこそ、
不安になりますよね。
このまま放っておくと、
動かしにくくなってしまうのではと
心配になる方もいらっしゃいます。
この記事で、
わかりやすくお伝えしていきます。
- 股関節が引っかかる理由
- インピンジメントの原因
- 負担を減らすためのポイント
股関節の違和感が続いている方は、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 股関節が引っかかるのは体からのサイン?
脚を深く曲げたときに起こる、
つまるような感覚。
結論からお伝えすると、
股関節の中で骨同士が
ぶつかりやすくなっているサインかもしれません。
股関節は、太ももの骨の先にある丸い部分が、
骨盤のくぼみにはまり込んだ形をしています。
深く曲げたりひねったりすると、
骨のふちが当たりやすくなるんですね。
この状態を、股関節インピンジメントと呼びます。
インピンジメントとは、
衝突や挟み込みという意味です。
大きなケガをしていなくても、
日々の動作のくり返しで起こることがあります。
引っかかりは、股関節が
負担を知らせてくれている合図
と考えてみてください。
2. そもそも股関節インピンジメントってどんな状態?
ひとくちに股関節の痛みといっても、
いくつかのタイプがあります。
インピンジメントの場合は、
特定の動きで症状が出やすいのが特徴です。
- 深くしゃがむと痛む
- あぐらで脚の付け根がつまる
- 車の乗り降りで違和感がある
- 長く座ったあとに痛む
- 動かすとコリッと音がする
痛む場所は脚の付け根の前側が多く、
お尻や太ももの外側に広がることもあります。
骨の形のわずかな違いが関わることもあれば、
筋肉の硬さや姿勢のクセが影響していることも
あります。
ヨガやダンスなど、
股関節を大きく動かす方にもみられる不調です。
3. 股関節が引っかかる原因とは?
骨の形だけが原因と思われがちですが、
実はそれだけではありません。
日常の姿勢や体の使い方が、
股関節の動きを窮屈にしていることも多いんです。
- 長時間のデスクワーク
- 反り腰や骨盤の傾き
- 脚の付け根の筋肉の硬さ
- お尻の筋肉の弱り
- 無理なストレッチ
座っている時間が長いと、
脚の付け根にある腸腰筋(ちょうようきん)が
縮んだまま固まりやすくなります。
すると股関節の動きがスムーズでなくなり、
引っかかりにつながるんですね。
お尻の筋肉が弱ると、
股関節を支える力も落ちてしまいます。
4. 放置するとどうなる?知っておきたいリスク
動けないほどではないからと、
つい後回しにしてしまうこともありますよね。
ただ、引っかかりを放っておくと、
次のような変化が起こることがあります。
- 関節の軟骨への負担
くり返しの衝突で傷つくことも - かばう動きのクセ
腰やひざに負担が広がる - 動ける範囲が狭くなる
しゃがむ動作がしづらくなる
股関節のふちには、
関節唇(かんせつしん)という
軟骨のクッションがあります。
衝突が続くと、
ここが傷ついてしまうこともあるんですね。
違和感が軽いうちに
負担を減らしてあげることが、
股関節を守る近道です。
5. 整骨院ではどんな施術をするの?
骨の形そのものを、
施術で変えることはできません。
ですが、
股関節まわりの筋肉や骨盤の状態を整えることで、
ぶつかりにくい動きを
目指していくことができます。
- 骨盤と姿勢のチェック
反り腰や左右差を確認 - 手技で付け根をゆるめる
腸腰筋や太ももの緊張をケア - 鍼でお尻の深部へ
手が届きにくい筋肉にアプローチ - 動きのトレーニング
お尻の筋肉を目覚めさせる
鍼は、
指では届きにくい奥の筋肉にアプローチしやすい
のが特長です。
刺激の強さは、
その日の体の状態に合わせて調整していきます。
施術のあと、
しゃがむ動作が少し楽になった
と話してくださる方もいらっしゃいます。
まずは今の状態を、
一緒に確かめるところから始めていきましょう。
6. 30代〜40代の女性が気をつけたいこと
この年代は、
仕事や家事、子育てで自分の体が
後回しになりやすい時期です。
股関節にとっても、
負担が重なりやすいタイミングといえます。
- 床から立ち上がるとき
片ひざをついてから立つ - 横座りや脚組み
なるべく左右を入れ替える - ストレッチをするとき
痛みが出ない範囲で止める - デスクワークの合間
1時間に1回は立ち上がる
産後は骨盤まわりの筋力が落ちやすく、
股関節が不安定になりがちです。
久しぶりの運動やヨガで、
急に引っかかりを感じるケースもあります。
少しずつ体を慣らしていくことを
意識してみてください。
7. こんなときは早めに相談してみてください
違和感が軽いうちに体の状態を知っておくと、
ケアの幅も広がります。
次のような状態があれば、
早めの相談をおすすめします。
- 引っかかりが1ヶ月以上続く
- 脚の付け根の痛みが強くなる
- 股関節が動かなくなる瞬間がある
- 夜や安静時にも痛む
- 歩くときに脚をかばう
動かなくなる、強い痛みで歩きにくい、
といった場合は、まず、整形外科で
詳しく調べてもらうと安心です。
画像検査で、骨の形や軟骨の状態を
確認できることもあります。
医療機関での検査とあわせて、
日々の体のケアを続けていくこともできます。
まとめ|股関節の小さなサインを、見逃さずにいきましょう
「年齢のせいかな」
と思い込んでいた方も、
ケアの選択肢があることを知っていただけたら
うれしいです。
今回の記事でお伝えしたことです。
- 股関節の引っかかりは、
骨同士の衝突が関係する - 座り方や姿勢のクセを見直す
- 痛みが続くときは、早めに相談する
股関節は、
歩く・座る・立つのすべてを支えている大切な関節です。
がんばりすぎず、ご自身のペースで
体をいたわってあげてくださいね。
ご予約・お問い合わせ
その不調、当院にお任せください。
初回はカウンセリング・検査から丁寧に行いますので、初めての方もご安心ください。

この記事を書いた人

「はなおか鍼灸整骨院」院長|柔道整復師(国家資格)・鍼灸師(国家資格)
花岡 宏幸
のべ80,000人以上の施術実績をもつ、西宮市のはなおか鍼灸整骨院の院長。
常に新しい知識を取り入れるため勉強会へも積極的に足を運び、最新の技術で皆様のお悩みを解決できるよう日々研鑽を積んでおります。
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